VSCodeで.lnkファイルを簡単にブラウザで開く方法

開発環境

VScodeのエクスプローラーからリンクのショートカット(.lnk)をブラウザで開ける方法を探しました。プログラム等と、参考リンク.lnkを同じフォルダに入れて管理したかったのです。

Windowsでは.lnkをダブルクリックするとブラウザで開きます。少しおどろきましたが、フォーラムでVSCodeにはそのような機能がないことを知り、代替方法を探すことにしました。
Windowsのエクスプローラーでは標準で出来る操作なので、望まれている方は少なからずいらしゃいますね。

参考: VSCode should follow .lnk · Issue #89743 · microsoft/vscode

では早速手順をご紹介します。

ステップ1: 必要な拡張機能を導入しましょう

「Open in Application」という拡張機能の導入が最初のステップです。この拡張機能は、特定のファイルを任意のアプリケーションで開く設定ができます。

Open in Application - Visual Studio Marketplace
Extension for Visual Studio Code - Open an arbitrary file in its default app, or the app you want.

ステップ2: 設定を行いましょう

次に、VSCodeの設定ファイル(settings.json)を開き、

settings.jsonファイルを開いている画像

下記を記入します。

"openInApplication.applications": {
    "lnk": "Google Chrome"
}

既に設定がある場合は同じ階層に、カンマ,を入れてから追加します。

設定を追加した後:

設定をsettings.jsonに追加した画像

この設定により、.lnkファイルを「Google Chrome」で開くための準備が完了します。

実際に使用してみましょう

VSCodeのエクスプローラーで.lnkファイルを右クリックした際に、「Open in Application」という選択肢が表示されます。選択すると指定したアプリケーションで開きます。ここではブラウザのGoogle Chromeが実行されます。

「Open with Google Chrome」という選択肢が表示されている画像

この方法で、プロジェクト管理をよりスムーズに行うことができます。参考リンクや、説明wikiへのリンクを同じフォルダに設置して、速やかにブラウザで開けますね。

「Open in Application」は対象がブラウザだけではありませんので、.pngはPhotoshop などのように他にも良い使い方がありそうですね。

まとめ

「Open in Application」拡張機能を利用することで、VSCodeから.lnkファイルを瞬時にブラウザで開くことが可能になり、リンクもデータの一つとして利用出来るようになりました。

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